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スッキリポールへのデザインアンテナ設置工事|戸建てのアンテナ工事|名古屋市名東区

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スッキリポールへのデザインアンテナ設置工事|戸建てのアンテナ工事|名古屋市名東区

名古屋市中村区のアンテナ工事、エーアイデザインの作業ブログをご覧の皆様こんにちは。

本日はデザインアンテナを壁面設置ではなく敷地内ポールへの設置工事の内容です。


●スッキリポールとは?

一部住宅メーカーではスッキリポールという配線を引き込むための柱が設置されています。スッキリポールというのは、電線・光ケーブルなどの電気配線を電柱から一旦このポールに引き込んで、地中に埋設した配管を通して住宅に送りこむための設備です。スッキリポールという名称はパナソニックの商品名であり、正しくは「住宅用引込柱」と言います。しかし、実際にはパナソニックの商品が大半のようですので、一般的にはスッキリポールという商品名の方を使用する場合が多いようです。このスッキリポールを設置する目的はいろいろありますが、第一に建物に直接電線類を引き込まないため、美観が向上する。第二に電線類の庭木と電線類トラブル防止に役立つ。第三にスッキリポールに電気メーターがあるので、検針員の方が敷地内に入ってこない。などの利点があるようです。

このスッキリポールを設置する物件には特徴があります。一般の方がスッキリポールを設置希望されるケースは少なく、多くはハウスメーカー主導で設置の有無を決められているのが実情のようです。具体的には、積水ハウス、セキスイハイム、ダイワハウス、の3メーカーの住宅は、スッキリポール設置を基本設計とされておられるようです。敷地形状・敷地面積・建物仕様などによっては、基本設計でない場合もあります。一方で、このメーカー以外の住宅は、スッキリポールは基本的に使用しません。施主様から要望があった場合のみ対応するというスタンスとなっているようです。スッキリポールが必要かどうかは、意見が分かれるところではありますが、上記利点のうち今日の住宅事情を見た場合、電柱と干渉するような大きな庭木を植栽している住宅は限られていると思いますし、電気メーターも今日ではスマートメーターに切り替わり、検針の必要がなくなってきたことを考えると、設置する利点は建物の美観が向上するという利点のみとなるような気がいたします。スッキリポール設置に際しては、ポール自体数十万円の費用がかかります。施工費まで考えると100万円くらいはかかると思います。美観の向上のために必要な工事費として、必要か否か、高いか安いかは、各自の判断に委ねます。



●スッキリポールへのアンテナ設置

スッキリポールが立っている住宅の場合は全てのケーブルの入り口がこのポールになりますのでデザインアンテナと言えども壁面に設置することは基本的には出来ません。ポール用の特殊な金具を用いてマスト(ポール)を立て、そこに設置施工をします。

↑ポール用設置金具

通常のUHFアンテナであれば25φ(mm)のマストを立てて上部に設置をすればOKですが、デザインアンテナは平面型ですので非常に風の影響を受けやすく25φ(mm)マストでは台風などの強風によって折れ曲がってしまう恐れがあります。ということでスッキリポールへのアンテナ施工の場合はある程度の高さへの設置をする場合、32φのマストを使用してデジアンナアンテナを設置するのがセオリーです。


●デザインアンテナとは?

新築物件で一番人気の箱型のアンテナです。壁面に設置をしますので強風にも強いメリットもありますが、屋根上に設置をするアンテナに比べて電波が弱いデメリットもございます。

当店では4色よりお選びいただけます!

↑DXアンテナ製のデザインアンテナ


●工事開始!!

まずは状況確認。今回は新築ではなく”ひかりテレビ”から”アンテナ受信”への切り替えです。引き込みはこのスッキリポールですが分配器自体は宅内の浴室の点検口にあったのでそこまでアンテナケーブルを引き込む必要があります。スッキリポールの点検部は業者しか持っていないとは思いますが下の器具で開けることが可能です。

通常引き込み口は壁面にあるので比較的引き込み作業は簡単なのですが、ポールから宅内への引き込みとなりますと地中のCD管を通すので難易度が格段に上がります。なおかつCD管にはすでに光ケーブルが通っている状況となると作業効率は格段に悪くなります。

過去の記事にも書きましたが20m以上の長さが必要になります。

スッキリポールへのデザインアンテナ設置工事|新築戸建てのアンテナ工事|岐阜市


今回はいわゆる”アール(曲がり)”が少なく比較的早めに引き込み作業を終えましたがそれでも30-40分は掛かりました。汗

引き込みを終えたらポールに金具を設置してそこにアンテナを据えます。

↑After
↑After

ポールへ設置する場合、気を付けなければならないのが隣地との境界です。ポール自体、境界のギリギリに設置されていることがほとんどですので八木式アンテナを設置してしまうと隣地との境界を超えてしまいトラブルになりがちです。今回のケースも同様で隣地との境界が30cmにも満たなかったので八木式アンテナでの設置は不可でした。こういったこともプロの目線からは注意していきたいところです。

情報分電盤(メディアボックス)にブースターの電源部を設置して各部屋の受信レベルを確認してOK!!

通線にかなりの時間がかかりましたが無事作業完了です!!


●今回の工事代金● (所要時間 90時間)

基本工事(デザインアンテナ) 23,000円

ブースター 14,000円

スッキリポール施工工事 10,000円

スッキリポール〜室内へのケーブル引き込み 12,000円

合計 59,000円(税込)

皆様のお問い合わせ、見積もり依頼をお待ちしております!

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エーアイデザイン

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〒453-0803

名古屋市中村区長戸井1−8

TEL:052-756-4120

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