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1.212022
[発火!!緊急工事]コンセントショートによる断線修理
[発火!!緊急工事]コンセントショートによる断線修理
名古屋市の電気工事、エーアイデザインの作業ブログをご覧の皆様こんにちは。
本日は画像と共にコンセント修理依頼が送られてきました。
コンセントがショートしてしまいブレーカーが落ちてしまったとのことでした。非常に危険な状態です。
さらに差さっているプラグが抜けないとのことで予定を押して工事に伺いました。
■コンセントのショートする原因
コンセントがショートしてしまう原因はいくつかありますが代表的なポイントは以下の通りです。
①コンセントの内部にほこりが詰まって引火
②タコ足配線による許容電流越え
③古いコンセントの劣化
コンセントがショート、発火しても配線用遮断機が作動して電流は遮断されます。慌てずに近くの周りにある引火しそうなものをどけて消化、鎮火に心がけましょう。そしてそのコンセントは使用せずにすぐに資格、業務経験のある業者に修理依頼をすることが大切です。
■調査開始
今回は上のコンセントも下のコンセントもショートしまっているので両方とも交換作業が必要なのですが原因調査。まずはお客様へのヒアリング。結果としてはやはり、タコ足配線を使用しさらに暖房器具を使用されていたとのことでした。
タコ足配線などは消費電力が1500Wまでと必ず記載があります。その容量を守らないとこういったケースに発展してしまうのは仕方がありません。特に暖房器具や電子レンジなど消費電力の非常に高いものは単体だけでも1200W-1500Wの消費電力がありますのでタコ足配線や延長コードで使用することはやめましょう!
ということでコンセントを外します。差さったままのコードはショートによる発火で完全に融着して取れない状態になっておりました。流石にこのまま使用する方はいないと思いますがブレーカーを落として修理業者が来るのを待ちましょう。
コンセントを取り外して様子を見ると配線(銅線)の被覆が熱で溶けて銅が剥き出しになっていました。この銅が剥き出し部分が壁裏にある断熱材に触れて漏電発火したものと予想されます。結果配線用遮断機が働いてブレーカーが落ちたということです。もしも配線用遮断機が故障していたら…ゾッとしてしまう話です。
銅線のビニール被覆が溶けてしまう原因としては単純に許容電流オーバーです。銅電線は電流が流れる時に熱を持ちます。電線には許容電流があるのですが今回ビニール被覆が溶けてしまった箇所は1.6mmの銅線を使用していました。基本的に一般住宅で使用する電線は1.6mmと2.0mmのどちらかなのですが今回のケースは1.6mmの電線で問題なし。というのも使用する機器を安全に使用するという前提で工事されているからです。
電気は安全に使用できるものですが、資格の無い者の工事や間違った器具の使い方をしていると大変な事故にあいます。エアコン工事やDIY工事もたくさんYouTubeで上がっている現在ですが、経験、資格が無い者の電気工事は絶対にやめてください。ただただ火災になります!
■作業完了!!
今回は2個口コンセントを2箇所にするという依頼でしたので無事取り付け完了。1-3個口まで選択ができますが、何個口にするかで料金は変わります。
最後に電圧測定を行い、試運転をさせて作業完了!!
楽しいお客様でなんだか楽しい時間を過ごせました。
コンセント交換2個口(2箇所)18,000円
皆様のお問い合わせ、見積もり依頼をお待ちしております!
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